柔道整復師とは ・・・・


WHOでJudo Therapyとして認知された日本古来の伝統の医療です。


元和5年(1619)、少林寺の僧であったチン・ゲンインによって長崎の日本の柔術家に伝えられ、それが江戸にも広がり、柔術と接骨が結びつきました。その後、学問として体系化させたのが、大阪の高志鳳翼、各務文献らでした。


その後、明治時代に医業に統一されたあと、講道館長 嘉納治五郎師範の賛助を得て、柔道と接骨術の関係が密になり、大正9年国により公認されました。昭和に入り、健康保険取扱が療養費委任払いという方式が認められるようになり、現在にいたっています。
昭和45年に単独法である柔道整復師法が国会で、全会一致で可決成立し公布、施行されました。


また教育制度として、3年制の専門学校と4年制の大学教育の二本立てで伝統医療と現代医学を学び、卒業後は国家試験、卒後臨床研修、各臨床施設に於いての研修を経て独立開業しています。


現在、柔道整復師は、国家資格を持ち、接骨院・整骨院で施術を行う治療家として、筋・腱・靱帯などの軟部組織損傷である打撲や挫傷、関節捻挫並びに応急的一次処置としての骨折、脱臼などを日本古来の医療技術と現代医学を以て無血で施療し、広く国民に支持されています。 スポーツ障害、外傷のプロとして、今後も皆様と共に地域医療の一端を担って行きます。