神奈川中央会 令和6年7-8月分景況感報告

 真夏の猛暑がいつまで続くかと思っていた所、ここへきて急に涼しい毎日が訪れるようになってきました。
 ただ、夏から秋への季節の変わり目には大きな台風が発生し、甚大な被害も発生させます。今年元旦に能登半島地震で被害にあった地区に甚大な鉄砲水、土砂崩れ、洪水の被害が発生し、避難所から被災者専用の住宅へとやっと避難ができた人たちを絶望へと追い込むような被害を新聞、TVニュースや仲間達が送ってくれる写真などで目その光景を目の当たりにし、言葉もでません。
 被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

 さて、猛暑の影響を受け、施術所への来院者数が当県においても激減していたことが判明しつつある中で、他業種の景況感についても参考にしていただき個々の状況と照らし合わせて客観的にとらえていただければ幸いです。

 少しでも良い情報を皆様にお届けできればと願っていますが、業界の盛況感を感じ難い昨今の状況と言わざるを得ないのが残念ではありますが、ここへ追い打ちをかけるかのように、長期施術者に対する施術回数の制限と低減、保険の患者調査への日回答者や長期多部位の患者に対する償還払いへの変更が4月の柔道整復師療養費料金改定の中で行われることになりました。

 専門家とよばれし方々は、実際に施術は間をあけてこられると治癒までの期間が長くなることや、効果が出にくくなることをご存じないようです。ここらの改定で、未病対策を謳う神奈川県ではその効果が著しく阻害されることになると感じるのは私だけなのでしょうか? ここらの誤った認識を是非日本全国で共通の理解として考え直したうえで適正化していただき、柔道整復師の未病対策の一つとしての活躍の場が極端に制約をうけないような取り計らいをしていただきたいと考えているところです。

さて、長くなりました。
7ー8月の景況感報告を下に添付しますので、ご活用ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です